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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜

マラカナンでは保護マスク禁止? 物議を醸したクラシコはエンパテ。
第3節 バスコ・ダ・ガマ 1-1 フルミネンセ

 ブラジル全国選手権は、4月29〜30日に第3節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた バスコ・ダ・ガマ×フルミネンセ は、互いに1点ずつを取り合って引き分けた。

 終了後にフルミネンセ陣営が怒りのコメントを残す後味の悪い試合になった。序盤はバスコが主導権を握った。8分、左サイドを上がったDFアウベローニがシュートを放つと、21分には右サイドからDFクラウデミールがミドルシュートを放って、相手ゴールを脅かした。迎えた33分、FWファイオーリの強烈なシュートをGKフェルナンド・エンリーキがはじき返したところにMFアベージが詰めてバスコが先制に成功した。バスコの1点リードで折り返した後半、フルミネンセは開始早々FWトゥッタがシュートを放つ瞬間ペナルティエリア内で腕を引っ張られたとしてPKを主張したが受け入れられず。しかし、それでもめげずに攻めて57分に同点に追いつく。右サイドに流れたMFアロウカのクロスにFWトゥッタが合わせたシンプルなゴールだった。その後は互いに決定機をつくったが、次の1点を決められず 1-1 で引き分けた。

 バスコ・ダ・ガマは悔しい引き分けに終わったが、内容は決して悪くなかった。とくにこの日は両サイドバックが積極的に上がることでピッチを広く使った攻撃ができ、前半は主導権を握れていた。FWホマーリオの離脱がチームの団結を強くしたという皮肉も飛び交ってはいるが、いずれにせよチームとしてまとまりができたことは喜ばしいことである。

 対するフルミネンセは、前半押され気味だったが、35分にMFペトコヴィッチやFWトゥッタを軸に反撃していた。後半になると徐々にボールをまわせるようになった。勝利できず首位の座を守ることはできなかったのだが、結果以上に彼らを怒らせた出来事が試合中にあった。後半、相手との接触で鼻を打撲したMFホーメウが応急処置の後で保護マスクを装着してピッチに戻ろうとした。ところが、主審ウィウソン・ジ・ソウザ・メンドーサが保護マスクを禁止する旨を伝えた。結局ホーメウはピッチに戻れず、代わりにFWクラウジオ・ピッチブウを投入。しかし、この交代は陣営の思惑とは異なるものだった。無理を強いられての交代だった。監督やチームドクターらは以上の措置に強い不満を抱き、試合後にこの審判を告訴するというコメントに至ったのであった。主審のレベル低下が叫ばれる中で起こった今回の騒動は、まだ一悶着ありえそうである。

 写真右上; 33分に先制のゴールを決めたMFアベージ ( バスコ・ダ・ガマ / 写真左 ) は、拳を上げて自らの活躍をチームメイトにアピール。
 写真左下; 57分、同点に追いつくゴールをFWトゥッタ ( フルミネンセ / 写真右 ) は、アシスト役のMFアロウカと並んでファンに笑顔をみせた。


ブラジル全国選手権 2006 第3節 (30/04/2006)
バスコ・ダ・ガマ 1-1 フルミネンセ
カッシオ GK フェルナンド・エンリーキ
クラウデミール
ファービオ・ブラージ
エーデル
アウベローニ
( ディエーゴ )
DF チアーゴ・シウバ
チアーゴ
ホージェル
( エバンドロ )
ホジェーリオ
イベス
アンドラージ
( イーゴリ )
アベージ
( ジョルジ・ルイス )
エルナーニ
MF ホーメウ
( クラウジオ・ピッチブウ )
アロウカ
ペトコヴィッチ
マルセーロ
ファイオーリ
ハモン
FW レニー
トゥッタ
アベージ 33 ゴール 57 トゥッタ
イベス
アウベローニ
エーデル
イエロー
カード
チアーゴ・シウバ
ヘナット・ガウーショ 監督 オズワウド・ジ・オリベイラ
主審; ウィウソン・ジ・ソウザ・メンドーサ
スタジアム; マラカナン ( リオ・デ・ジャネイロ )
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