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Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 シメオネ、転機を語る
今季、シーズン途中に急遽ラシン・クルブの監督になった元アルゼンチン代表キャプテンのディエーゴ・パブロ・シメオネが、リーグ最終節を前に自身の今季を振り返った。 「正直なところ、俺が監督に就任したとき ( 2月 ) のラシンはどん底の状態にあった。チームはまったく勝てず自身を失っていたし、当時選手として試合に出ていた俺自身もまたチームに貢献できていなかった。俺にとって、あのとき監督に就任したのは、ある意味"賭け"だったのかもしれない。 監督としての最初の仕事は、チーム戦術の確立と、選手個々に"勝利"への強い気持ちを植えつけることだった。幸い、第12節で後期初勝利をあげてから、少しずつだがチームが元気になっていったようにも感じた。もし、あのとき勝てていなかったら、今の4連勝もなかっただろう」 落ち着いた口調でこう語ったシメオネは、監督としては「まだまだ未熟だ」と謙遜している。そして、ラシンの現状についても「改善すべき点は多々ある」と厳しく表現した。しかし、チームが2部降格の危機から脱したときは心の底からほっとした、とも語っている。 当初、シメオネは今季末で現役を退いて来季から監督に就任する予定だった。それが、会長の直談判でシーズン途中での就任となったのであった。シメオネにとっては大きな転機だった。 前途多難だった4ヶ月を乗り越えて、ラシンを1部残留に導いたシメオネ。だが、来季はレイナルド・メルロ氏の新監督就任が決まっており、シメオネは今週末の試合を最後にラシンの監督を辞任することになった。一部では、アルゼンチンサッカー協会 ( AFA ) がシメオネに代表コーチの就任を打診しているとの噂もある。 「最終節も勝って、5連勝でシーズンを終えたいね」とは、このインタビューでの締めの一言。 2006年5月10日
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