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Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 最後まで相手を圧倒。昨年ベスト４のチーバス、準々決勝進出に王手。
決勝トーナメント１回戦 1st.Leg チーバス・デ・グアダラハーラ 3-0 インデペンディエンテ・サンタ・フェ
コッパ・リベルタドーレスは、4月26日に決勝トーナメント１回戦の 1st.Leg が行われた。メキシコはグアダラハーラのエスターディオ・ハリスコで行われた チーバス・デ・グアダラハーラ×インデペンディエンテ・サンタ・フェ は、チーバスが昨年ベスト４の実力を見せつけて快勝。準々決勝進出に王手をかけた。 故テレ・サンターナ氏へ１分間の黙祷が捧げられて始まった試合は、チーバス・デ・グアダラハーラの完勝で幕を閉じた。立ち上がりはどちらも慎重だったが、チーバスは徐々にボールをもつ時間を増やしていく。21分、シーバスはDFディエーゴ・マルティネスが右サイドからチャンスメイクすると、インデペンディエンテ・サンタ・フェも27分にMFレイデル・プレシアードが攻め上がってシュートを放った。29分、思わぬアクシデントが起こる。相手と衝突したDFパトリッシオ・アラウーホが頭部から流血。そのままピッチを退いた。代わって投入されたのは攻撃的なMFアルベルト・メディーナ。アクシデントが生んだこの選手交代がチーバスに流れを呼び込んだ。 前半終了間際、MFオマール・エスパルサがポスト直撃のゴールを決めてチーバスが先制。後半に入るとチーバスは主導権を掌握して、51分にはDFディエーゴ・マルティネスの攻め上がりからFWセルヒオ・サンターナのシュートがこぼれたところをFWエドウィン・ボルボーアが押し込んで 2-0 。79分にもMFアルベルト・メディーナがダメ押しのゴールを決めてチーバスが快勝した。 チーバス・デ・グアダラハーラは普段通りのプレイを披露した。立ち上がりこそおとなしかったものの、時間を経て徐々にエンジンを加速させていった。この勝利のポイントとなったのは、ホセ・マヌエル・デ・ラ・トーレ監督の選手起用にあった。センターバックの負傷退場のとき、同監督は相手の攻撃に怖さがないことを約30分間で感じたため４バックから３バックに変更、攻撃的な選手を１枚増やしたのだという。これがものの見事に的中した。MFアルベルト・メディーナは右サイドを起点に何度か決定機を演出。自らも１ゴール決めるなど活躍した。昨年ベスト４まで上りつめたチーバス・デ・グアダラハーラ。昨年以上の成績をおさめる可能性は充分ある。 インデペンディエンテ・サンタ・フェは、全くいいところなく敗れた。この日の彼らの攻撃はチーバスの安定した守備陣を前に沈黙。要所要所でボールをカットされるなどして攻撃が形にならなかった。後半はFWジャーネスの退場もあって防戦一方になり、相手の攻撃を食い止めることができず３失点。次節は４点差以上で勝利しなければならなくなった。彼らのベスト８進出は、可能性としては非常に厳しい。 写真； 前半ロスタイムに先制のゴールを決め、同僚に抱きつかれるMFオマール・エスパルサ ( チーバス・デ・グアダラハーラ / 20番 ) 。
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