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Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜

最後の最後でグループ1位の座を奪取。前回王者はいと強し。
グループ1 第6節 サンパウロ 2-0 カラーカスFC

 コッパ・リベルタドーレスは、4月20日にグループ1の第6節が行われた。ブラジルはサンパウロのモルンビーで行われた サンパウロ×カラーカスFC は、サンパウロが2点を奪って快勝。この結果、勝ち点でチーバス・デ・グアダラハーラと並んだサンパウロは総得点および得失点差で上回り、グループ1位で決勝トーナメント進出を果たした。

 試合は、終始サンパウロのペースで進んだ。11分にGKホジェーリオ・セーニの直接フリーキックで攻撃の口火を切ったサンパウロは、25分にはFWチアーゴが、42分にはFWアロイージオがそれぞれシュートを放ってカラーカスを押し続けた。後半、サンパウロは開始15秒でFWチアーゴがペナルティエリア内でシュートを放った。ゴールこそならなかったが、これでサンパウロは後半の立ち上がりも支配。そして58分、ペナルティエリア外側のやや左でボールをもったMFダニーロが右足を振りぬく強烈なシュートを放った。ボールは低い弾道を描いてニアサイドに決まり、サンパウロが先制。その後も相手にスキを見せずに危なげなく試合を進めたサンパウロは、後半ロスタイムにMFミネイロがペナルティエリア内でファウルを受けると、このPKをGKホジェーリオ・セーニが決めて勝負を決した。

 昨年のリベルタドーレスで優勝した「ディフェンディング・チャンピオン」のサンパウロは、サンパウロ州選手権と並行する厳しい日程の中でも安定した戦い方でグループリーグを乗り切った。このグループでは6試合で4勝2敗。4勝もしたのだから負け数を問題視する必要はないだろう。今月末の決勝トーナメント1回戦は、なんとパウメイラスに決定した。昨年の決勝トーナメント1回戦と全く同じカードが実現。リベンジに燃えるパウメイラスを相手に、ムリシ・ハマーリョはどのような策を講じてくるのか。大一番の「クラシコ・パウリスタ」までしばし待て。

 写真右上; 58分、MFダニーロの先制弾にピッチ上で喜ぶサンパウロの選手たち。
 写真左下; 後半ロスタイムに与えられたPKのシーン。時間稼ぎも兼ねてか、キッカーのGKホジェーリオ・セーニ ( 黄色シャツ ) はゆっくりとボールを置いた。


コッパ・リベルタドーレス 2006 グループ1 第6節 (18/04/2006)
サンパウロ 2-0 カラーカスFC
ホジェーリオ・セーニ GK ハビエル・トージョ
ファボン
( アレックス・ジーアス )
ディエーゴ・ルガーノ
アンドレ・ジーアス
DF ダニエル・ゴドイ
オスワルド・ビカロンド
ハイメ・ブスタマンテ
ラウール・ゴンサーレス
( アンドレス・ロウガ )
ソウザ
ミネイロ
ジョズエ
ジュニオール
ダニーロ
MF エドガー・ヒメーネス
アレハンドロ・ゲーラ
ロナルド・バルガス
セーサル・ゴンサーレス
チアーゴ
( ホドリーゴ・ファーブリ )
アロイージオ
( レアンドロ )
FW ホルヘ・カサノーバ
エーベル・エスピノーサ
( オラッシオ・セルナ )
ダニーロ 58
ホジェーリオ・セーニ 93
ゴール
ディエーゴ・ルガーノ イエロー
カード
オスワルド・ビカロンド
レッド
カード
ハイメ・ブスタマンテ
ムリシ・ハマーリョ 監督 ノエル・サンビセンテ
主審; ホルヘ・ラリオンダ ( ウルグアイ )
スタジアム; モルンビー ( サンパウロ )
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