Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 容赦なく大量5得点。ベレスの辞書に"手加減"の文字は無し。
グループ5 第5節 ロチャFC 0-5 ベレス・サルスフィエール
コッパ・リベルタドーレスは、4月11日にグループ5の第5節が行われた。ウルグアイはマルドナードのエスターディオ・ドミンゴ・ブルゲーニョで行われた ロチャFC×ベレス・サルスフィエール は、FWセバスティアン・エレーロスのハットトリックを含めて大量5点を奪ったベレスが大勝した。 試合は、敵地にも関わらずベレスが主導権を握り続けた。開始から攻めたベレスは、2分にFWセバスティアン・エレーロスが先制弾を叩きこむと、10分にはFWマウロ・サラーテもゴールを決めて序盤で2点のリードを奪った。34分には波状攻撃から再びFWセバスティアン・エレーロスがゴールを沈めて 3-0 。後半もベレスの攻撃には歯止めがかからず、57分には左に流れたFWマウロ・サラーテのクロスにDFマルセーロ・ブスタマンテが合わせて4点目。さらには72分にFWセバスティアン・エレーロスがハットトリックを達成して、相手の息の根を止めた。為す術無く完敗したロチャFCは勝ち点を伸ばせず、グループリーグ敗退が決定した。 すでにグループリーグ突破を決めているベレス・サルスフィエールはこの日、主力を多数温存。敗戦覚悟の消化試合になるかに思われたが、彼らは「手加減」を知らなかった。スタメンを張った選手たちはここがアピールのチャンスと気合いを入れて臨み奮闘。エレーロスに至ってはハットトリックをやってのけた。ベレスの層の厚さは、コリンチャンス以上である。これでベレスは開幕から無傷の5連勝とすこぶる好調だ。優勝候補筆頭にあげられているのもうなずける。 写真; ハットトリックを達成し、FWマウロ・サラーテと抱き合って喜ぶFWセバスティアン・エレーロス ( ベレス / 写真右 ) 。
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