Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 リベルタドーレス常連の強者、ホームで余裕の貫禄勝ち。
グループ5 第5節 リーガ・デ・キト 4-0 ウニベルシターリオ
コッパ・リベルタドーレスは、4月6日にグループ5の第5節が行われた。エクアドルの首都キトのエスターディオ・カサ・ブランカで行われた リーガ・デ・キト×ウニベルシターリオ は、FWアグスティン・デルガードのゴールを皮切りに4点を奪ったリーガ・デ・キトがホームで大勝。勝ち点を9に伸ばしてグループリーグ突破へ向けてまた一歩前進した。 試合は、リーガ・デ・キトのワンサイドゲームだった。開始からボールを支配したリーガ・デ・キトは、28分にMFエディソン・メンデスの左サイドからのクロスをFWアグスティン・デルガードが頭で合わせて先制すると、40分にはセットプレイからゴール前に詰めていたMFエンリケ・ベーラがゴールを決めて 2-0 で前半を折り返した。後半に入ってもリーガ・デ・キトの勢いは止まらず、MFメンデスとFWゲロンのゴールでダメ押し。相手に隙を与えず、リーガ・デ・キトが大勝した。 リーガ・デ・キトは、エクアドルの名門中の名門でエクアドル代表クラスの選手を数多く抱える強豪でもある。リベルタドーレスのキャリアも決して少なくない。昨年は大激戦のグループ2をサントスとともに勝ち上がったが、決勝トーナメント1回戦で姿を消した。当然今年は昨年以上の成績を狙っているはずだ。現時点でグループ2位。3位ロチャとの勝ち点差も暫定ながら5と突き放すことができた。次週行われる「ロチャ×ベレス」でロチャが引き分け以下の結果に終われば、リーガ・デ・キトのグループリーグ突破が決まる。 対するウニベルシターリオは、すでにグループリーグ敗退が決まっており、モチベーションも決して高くはなかった。5試合を終えて1分4敗では勝ち上がれるはずもない。この日は攻守ともに精彩を欠いたウニベルシターリオ。またいつかリベルタドーレスに戻ってきたそのときは、強気で戦ってほしいものだ。 写真; 40分にゴールを決め、MFエディソン・メンデス ( 写真右 ) とともに揺りかごダンスを踊るMFエンリケ・ベーラ ( リーガ・デ・キト ) 。
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