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Campeonato Brasileiro 2006 〜ブラジル全国選手権〜

ペドロ・オウドーニ、ハットトリックでチームに初勝利をもたらす。
第3節 ボタフォゴ 0-4 アトレチコ・パラナエンセ

 ブラジル全国選手権は、4月29〜30日に第3節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカンで行われた ボタフォゴ×アトレチコ・パラナエンセ は、FWペドロ・オウドーニのハットトリックで大勝したアトレチコ・パラナエンセが今季初勝利を飾った。

 試合は、アトレチコ・パラナエンセの良いところばかりが目立った。開始当初は互いに様子をみながらのボールまわしに終始したが、32分にMFエバンドロのクロスをFWペドロ・オウドーニが決めてアトレチコ・パラナエンセが先制。対するボタフォゴも40分に絶好のチャンスを得る。サイドに流れたFWヘイナウドがあげたクロスがDFダニーロの腕に当たってPKを獲得。しかし、キッカーのFWドドーが蹴ったボールは無情にも左ポストに嫌われた。運も味方したアトレチコ・パラナエンセは後半ゴールのオンパレード。58分、MFエランジルのシュートのこぼれ球にFWペドロ・オウドーニが詰めて 2-0 とすると、79分にはMFアラン・バイーアがPKを沈めて 3-0 。そして82分には右サイドの崩しからFWペドロ・オウドーニがダメ押しの4点目。FWペドロ・オウドーニはハットトリックでチームの初勝利に花を添えた。

 ボタフォゴにとってフラストレーションの溜まる90分だった。32分にゴールを奪われてからは攻守がちぐはぐになり、相手の牙城を崩す効果的な攻撃もほとんど見られなかった。40分のPKをFWドドーがはずしたことも、チームの士気を低下させる要因にもなった。マラカナンに足を運んだサポーターの前で大恥をかいたボタフォゴは次節、フラメンゴとのクラシコでその鬱憤を晴らすつもりだ。

 対するアトレチコ・パラナエンセは、今季初勝利をゴールラッシュで飾ることができた。FWペドロ・オウドーニがこの日はキレており、前後半を通じて6度以上のチャンスに顔を出してハットトリックを達成した。昨年のリベルタドーレスのファイナリストの意地を見せつけるべく、これから勝ち星を重ねていきたいアトレチコ・パラナエンセ。次節はホームのアレーナ・ダ・バイシャーダに強豪インテルナシオナウを迎える。

 写真; MFクライトン ( ボタフォゴ ) のプレスを傍らにボールを追いかけるMFアラン・バイーア ( アトレチコ・パラナエンセ / 写真右 ) 。


ブラジル全国選手権 2006 第3節 (29/04/2006)
ボタフォゴ 0-4 アトレチコ・パラナエンセ
ロペス GK クレーベル
フイ
ハファエウ・マルケス
シェイジ
ビウ
DF ダニーロ
パウロ・アンドレ
アレックス
ジャンカルロス
チアーゴ・シャビエル
ジギーニョ
( グラウベル )
クライトン
ゼ・ホベルト
MF アラン・バイーア
エランジル
( クリスチャン )
エバンドロ
( ジョナタス )
イバン
( ファブリッシオ )
ヘイナウド
( クリスチャン )
ドドー
FW ペドロ・オウドーニ
フェレイラ
ゴール 32 ペドロ・オウドーニ
58 ペドロ・オウドーニ
79 アラン・バイーア
82 ペドロ・オウドーニ
ビウ
グラウベル
イエロー
カード
アラン・バイーア
カルロス・ホベルト 監督 ジバニウド・ジ・オリベイラ
主審; ロウリーバウ・ジーアス・リーマ・フィーリョ
スタジアム; マラカナン ( リオ・デ・ジャネイロ )
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