Campeonato Mineiro 2006 -ミナス・ジェライス州選手権- イパチンガの団結力に脱帽。クルゼイロ、逆転ならず引き分け。
決勝 1st.Leg クルゼイロ 1-1 イパチンガ
ミナス・ジェライス州選手権は、3月29日に決勝 1st.Leg が行われた。州都ベロ・オリゾンチのミネイロンで行われた クルゼイロ×イパチンガ は、両者一歩も譲らず 1-1 で引き分けた。 試合は、イパチンガが序盤の主導権を握って19分に先制。ペナルティエリア内のわずか外から思い切って打ったFWカマンドゥーカイアのファインゴールによるものだった。イパチンガの攻勢はその後もしばらく続いたが、それを耐えしのいだクルゼイロは39分にFWジウがゴールを決めて同点とした。2nd.Leg のためにも勝っておきたかった両者は、それぞれ積極的に攻撃を組み立てたものの追加点を奪えず、1-1 で引き分けた。 クルゼイロには、パウロ・セーザル・グスモン監督に MSI からがオファーが届くなどピッチ外でのごたごたが多く、今回の試合ではそれが影響してしまった感もみられた。ベストメンバーで臨んで幾度となく攻めたが、後半はノーゴールに終わった。膠着状態を脱するべく選手交代があってもよかったと思われるのだが、グスモン監督は誰一人として選手交代を行わなかった。次節は勝利が必須となる。積極的に勝ちにいかなければならないだろう。 対するイパチンガは、ブーイングの鳴り響く敵地で納得の結果で終えることができた。チーム一丸で最後まで戦えたことが何よりも大きい。彼らの団結力については、クルゼイロ陣営も脱帽していたほど。次節はエスタジオ・イパチンゴンにクルゼイロを迎える。ホームで強豪を倒し、優勝を手にすることはできるのだろうか。 写真; 相手の寄せを振り切ってボールを追うMFフランシスマール ( クルゼイロ ) 。
|