ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜

無線が招いた誤解

 先のサンパウロ州選手権「パウメイラス×コリンチャンス」の試合中にFWテベスのゴールが取り消された問題で、無線が使われていたことが判明した。foot ( J SPORTS / SKYPerfecTV! ) の放送で、司会の倉敷保雄氏が発表した。

 当初は、主審のクレーベル・ウェリントン・アバージが認めたところに、副審のアナ・パウラ・ダ・シウバ・オリベイラがゴールを取り消す判定をしたとされていたが、厳密にはそうではなかったという。そのときピッチ上で実際に起きていた経緯は、もう一人の副審エバンドロ・シウベーラがゴールを無効にする趣旨の発言を、主審とアナ・パウラの2人の無線に発信。アナ・パウラには無線の声が聞こえたが、主審は無線を聞き取れなかった。そのため、アナ・パウラは無線で主審に「エバンドロが○○○と言っているよ」と伝え、そこで主審が判定を覆したため、この誤審の主犯格がアナ・パウラだと錯覚してしまったのだという。

 誤審の主犯格がエバンドロ・シウベーラで、アナ・パウラ・ダ・シウバ・オリベイラはFWテベスのゴールを取り消す旨の判定はしていなかったことを追記しておく。


※ この情報は、2006年3月31日放送の foot ( J SPORTS ) によるものです。

2006年4月1日
ブログサイトマップ