Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 好調のファリアスのゴールラッシュ。リーベル、勝利で依然首位の座を堅守。
後期 第14節 リーベル・プレート 3-1 インスティトゥート
アルゼンチン1部リーグは、4月8〜9日に後期第14節が行われた。首都ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×インスティトゥート は、後半FWファリアスのゴールで勝ち越したリーベルが勝利し、首位の座を堅守した。 試合は、後半途中までは互角の攻防が繰り広げられた。リーベルは、13分にMFビクトール・サパータのゴールで先制してから少しリズムを落とすと、そこにつけこんだインスティトゥートが反撃に転じる。そして39分、コーナーキックからDFガブリエル・ロボスが決めて 1-1 で前半を折り返した。後半インスティトゥートは好セーブを連発していたGKホルヘ・カランサが相手との接触で負傷して退場。代わりに控えキーパーのロドリーゴ・セルベッティが入ると、立て続けに失点してしまった。61分にFWエルネスト・ファリアスがPKでリードを広げると、72分にもコーナーキックからDFダニーロ・ヘルロが頭で流し、フリーになっていたFWエルネスト・ファリアスが決めて2点のリードを奪い、試合を決めた。 リベルタドーレスのグループリーグで思わぬ苦戦を強いられているリーベルは、後期リーグとの並行に多少疲労がたまっているようだった。しかし、終わってみれば 3-1 で快勝し、順当に勝ち点を積み上げた。昨季無冠に終わった屈辱をバネに、この後期リーグは本気で優勝を狙っているリーベル。ボカ、ラヌースとのデッドヒートはしばらく続くと思われるが、ここまできた以上優勝を逃すわけにはいかない。鍵を握っているのは、現在好調のファリアスであろう。 写真; 後半に2ゴール。チームの勝利に大きく貢献したFWエルネスト・ファリアス ( リーベル ) 。
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