Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 後半ロスタイムの決勝ゴール! ボカ、劇的な幕切れで首位に肉迫。
後期 第13節 ボカ・ジュニオールス 2-1 バンフィエール
アルゼンチン1部リーグは、4月1〜2日に後期第13節が行われた。首都ブエノスアイレスのラ・ボンボネーラで行われた ボカ・ジュニオールス×バンフィエール は、後半ロスタイムに勝ち越しゴールを決めたボカが、引き分け濃厚の試合で勝ち点3を獲得した。 試合は、開始早々互いに決定機をつくるなど攻撃的に始まった。先制ゴールが生まれたのは16分、ゴール前の混戦からDFフリオ・バラーサが頭でクリアしたボールを、FWマルティン・パレルモがシュート。ボールは、ブロックを試みたDFフリオ・バラーサの体に当たってゴールに吸い込まれた。ところがその数分後に相手のシュートを故意に手で止めたとしてDFダニエル・ディアスが一発レッドで退場になると、徐々にバンフィエールが押し始めた。後半、バンフィエールは流れの中から50分に同点に追いついた。絶えず攻撃が続くも 1-1 のまま後半ロスタイムに突入し、引き分けに終わると思われたが、91分にDFウーゴ・イバーラが角度のないところからシュートを決め、ボカが勝利をたぐり寄せた。 前半に退場者を出して劣勢になったボカは、以降自分たちのリズムで戦えていなかった。内容でもバンフィエールにひけをとっていた。DFウーゴ・イバーラの決勝ゴールがなければA級戦犯にまつりあげられていたであろうDFダニエル・ディアスも、勝利に安堵する趣旨のコメントを残した。先のエル・スーペルクラシコを含め今季のボカには、最後まで諦めない闘争心がみなぎっている。首位リーベルとも勝ち点差で並んだ今、ボカが狙うのは単独首位の座と後期の優勝だけである。 写真; 後半ロスタイムに劇的な決勝ゴールを叩きこんだDFウーゴ・イバーラ ( ボカ / 写真下 ) に抱きついて喜ぶGKロベルト・アボンダンシエーリ ( 写真上 ) 。
|