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Seleccion de Argentina 〜アルゼンチン代表〜

担当医が語ったメッシの状態

 アルゼンチン代表のチームドクターであるドナット・ビジャーニ医師が、リハビリ中のFWリオネル・メッシ ( バルセロナ ) の現状について語った。

 同医師は、痛めたメッシの太ももの状態は順調に回復していることを強調。「まだ無理な動きは控えたいところだが、軽いランニング程度なら問題なくこなせるようになった。負傷した太ももは着実に完治に向かっている」と述べた。さらに「50日以上戦列を離れているが、完治さえすればメッシがブランクに陥ることはない」とも語った。メッシの回復ぶりを間近で見ている人物の発言だけに、その信用性は高い。

 ただ、メッシはバルセロナの一員としてチャンピオンズリーグに出場できないことにもどかしさを感じている。先の水曜日、ブエノスアイレス市内の練習場でいつも通りリハビリやストレッチをこなしていたメッシが突如キレた。練習場に押し寄せた複数のジャーナリストが執拗にメッシを追いかけてくることをうとましく感じているらしい。
 ドナット・ビジャーニ氏は次のように述べた。「メッシは類希な才能をもつ選手だが、まだ18歳。精神的にはまだ大人でないし、心はとても繊細だ。周囲が必要以上に騒ぎ立てると、メッシ自身も心が落ち着かないのだろう。取材陣はもう少し距離を置いて、温かく彼を見守ってほしい」

 いずれにせよ、メッシが順調に回復していることは間違いないようだ。そして近々バルセロナに戻れるかもしれないとも同医師は語っている。来たる6月のワールドカップに照準を合わせて、メッシのトレーニングは続く。

2006年4月29日
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