Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 枠内シュート数 8-2 で 結果は 0-0。ニューウェルスにはもったいない引き分け。
グループ3 第4節 ニューウェルス 0-0 ゴイアス
コッパ・リベルタドーレスは、3月23日にグループ3の第4節が行われた。アルゼンチンはロサーリオのエスターディオ・エル・コロッソで行われた ニューウェルス×ゴイアス は、どちらも決定的なチャンスをものにすることができずに90分を消化し、0-0 で引き分けた。 試合は、ゴールが生まれそうで生まれないもどかしい展開が続いた。開始早々の4分、ゴイアスが最初の決定機をつくる。ゴール前に走りこんだFWウェウリトンが強烈なシュートを放ったが、ボールはGKビージャルの体に当たり、ゴールならず。ニューウェルスは、FWオルテガ ( 元アルゼンチン代表 ) を中心に何度もゴール前に攻め込んだが、こちらもゴールには結びつかなかった。後半、ゴイアスは59分にFWウェウリトンがドリブルで2人をかわしてシュートを放ったが、ボールはGKビージャルが左脚ではじき返す。対するニューウェルスは66分にFWイグナッシオ・スコッコが決定機をつくるも、GKアルレイの好守によってゴールを奪うには至らなかった。得点の入らない苛立ちから、後半ロスタイムには不要なファウルや不毛な衝突が起こり、レッドカードが3枚飛び出した。後味の悪い流れで 0-0 のまま引き分けた。 ニューウェルスは、勝っておきたかった試合で勝ち点1に甘んじた。オルテガとスコッコの好調2トップは、相手守備陣を攪乱しては何度も相手ゴールを脅かした。しかし、GKアルレイの牙城を崩すことができなかった。終了間際にはFWアウド ( ゴイアス ) との喧嘩でFWスコッコが退場になった。国内リーグで得点ランキング1位のスコッコを欠いた状態で臨むことになった第5節は、苦戦が予想される。この引き分けで、ニューウェルスのグループリーグ突破は厳しくなった。 対するゴイアスにも、ゴールを奪うチャンスはあった。とりわけFWウェウリトンには果敢にゴールを狙いにいく積極性も感じられた。結局ゴールを奪うことができず、開幕節からの連勝も3でストップしたが、無敗のまま勝ち点を10まで伸ばしたゴイアス。次節で勝利を飾れば、彼らのグループリーグ突破は自動的に確定する。
写真右上; DFレオナルド ( ゴイアス ) を背にボールキープを狙うFWイグナッシオ・スコッコ ( ニューウェルス / 写真右 ) 。
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