Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 サントス、負ければ首位陥落の瀬戸際で大きな1勝。
第15節 サントス 2-0 イトゥアーノ
サンパウロ州選手権は、3月18〜19日に第15節が行われた。サントスのビラ・ベウミーロで行われた サントス×イトゥアーノ は、MFレオ・リーマのゴールなどで前半に勝負を決めたサントスが確実に勝利をおさめた。 試合は、前半サントスが完璧な試合運びをみせた。開始から押したサントスは4分、FWホドリーゴ・タバタの間接フリーキックにDFルイス・アウベルトが頭で合わせて先制。すると勢いにのって22分には、左サイドから細かいパスをつかって中央に切れ込んだMFレオ・リーマが鋭い弾道のシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。2-0 と試合を優位に進めたサントスは、その後もFWホドリーゴ・タバタが何度も決定的な場面をつくるなど、相手を圧倒。イトゥアーノにつけいる隙を与えず、勝ち点3をものにした。 今季のサントスは、ホームのビラ・ベウミーロでは7戦全勝、勝率100%という驚異的な数字を残している。この日も彼らのプレイは安定しており、攻撃面ではFWホドリーゴ・タバタを軸に厚く攻め立て、守備面では布陣をコンパクトにして相手に遊ばせるスペースを与えなかった。負ければパウメイラスに首位を奪われるところだったことを考えればなおさら、この日の勝利はとりわけ価値の高いものになった。2位との差は肉迫しているが、依然首位の座を守り続けているサントス。ホームで盤石なだけに、アウェイでいかに取りこぼしを防ぐかが優勝の鍵になりそうだ。 写真; 22分に追加点を決めたMFレオ・リーマ ( サントス / 写真右 ) 。左に写っている10番の選手は、FWホドリーゴ・タバタ ( 日系三世 ) 。
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