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Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜

敗北の許されぬ一戦。エジムンドのゴールでベルドン逆転勝利!
第14節 ポルトゥゲーザ 1-2 パウメイラス

 サンパウロ州選手権は、3月11〜12日に第14節が行われた。サンパウロのエスタジオ・ド・カニンデで行われた ポルトゥゲーザ×パウメイラス は、終盤FWエジムンドのゴールで逆転に成功したパウメイラスが順当に勝ち点3を積み重ねた。

 試合は、パウメイラスの勝利への執念が相手の士気を上回った。パウメイラスは序盤からボール支配率で相手を圧倒したが、GKグラウベルの堅守もあってパウメイラスはゴールを奪えずにいた。先制点はポルトゥゲーザが奪った。18分、ペナルティエリア内に侵入したMFアウミールがFWジョンソンのパスをゴールに結びつけた。その後もポルトゥゲーザはFWジョンソンを中心に何度か決定機をつくった。
 だが、後半はパウメイラスが主導権を掌握した。後半開始早々の46分にMFチアーゴ・ゴメスが、相手キーパーの飛び出した裏を突く弱々しいシュートで同点とすると、試合の流れを自分たちのもとへと呼び寄せた。そして80分、MFマルシーニョのパスを受けたFWエジムンドがゴール隅にシュートを決めてパウメイラスが逆転に成功。結局エジムンドのゴールが決勝点となり、パウメイラスが勝利をおさめた。

 パウメイラスは、サンパウロとのクラシコで敗れ一時ブランクに陥ったがその後復活を果たし、今では再び連勝街道を進んでいる。統率を重んじるエメルソン・レオン監督の下、マルシーニョ、エジムンドといった個性派の選手もそつなくコントロールしている。この日負ければ優勝戦線から一歩後退したであろう彼らにとって、逆転での勝利には大きな意味がある。サンパウロと並んで首位サントスを追走するパウメイラスにも、まだまだ優勝の可能性は残されている。

 写真; エメルソン・レオンの管轄下ではおとなしいFWエジムンド ( パウメイラス ) も、試合になればアニマウにふさわしく大暴れをみせている。


サンパウロ州選手権 2006 第14節 (11/03/2006)
ポルトゥゲーザ 1-2 パウメイラス
グラウベル GK セルジオ
ジャクソン
シウビオ・クリシューマ
ドゥ・ロペス
ダビッジ
DF コヘーア
ダニエウ
カルロス・ガマーラ
ルッシオ
アウミール
ホドリーゴ・ポンチ
ジョアンジーニョ
( ジョシバウテル )
クレーベル
( アレシャンドリ )
MF マルシーニョ・ゲレイロ
アウセウ
チアーゴ・ゴメス
マルシーニョ
レアンドロ・アマラウ
( アンデルソン )
ジョンソン
FW エジムンド
クラウジオ
( ワシントン )
アウミール 18 ゴール 46 チアーゴ・ゴメス
80 エジムンド
ジャクソン
シウビオ・クリシューマ
ジョシバウテル
イエロー
カード
マルシーニョ・ゲレイロ
ダニエウ
ワシントン
主審; パウロ・セーザル・ジ・オリベイラ
スタジアム; エスタジオ・ド・カニンデ ( サンパウロ )
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