Campeonato Carioca 2006 〜ヒオ・グランジ・ド・スウ州選手権〜 フェルナンドン不在も何のその。インテル、大勝でファイナル進出。
2次リーグ 第6節
サン・ジョゼPOA 2-6 インテルナシオナウ ヒオ・グランジ・ド・スウ州選手権は、3月25〜26日に2次リーグの第6節が行われた。州都ポルト・アレグレのエスタジオ・パッソ・ダ・アレイアで行われた サン・ジョゼPOA×インテルナシオナウ は、MFシキーニョの先制ゴールを含め計6点を奪ったインテルナシオナウがグループ首位を確定。決勝進出を果たした。 試合は、インテルナシオナウのワンサイドゲームだった。10分に前線に飛び出したMFシキーニョのゴールでインテルナシオナウが先制。しかし18分にサン・ジョゼPOAが同点に追いつき、1-1 のまま時間だけが過ぎた。ところが前半ロスタイムにDFジョルジ・ワグネールのゴールで良い時間帯に再度リードを奪ったインテルナシオナウは、後半に入ると怒濤の猛攻で一挙4点を奪取。相手の息の根を止めて大勝し、決勝進出を果たした。 インテルナシオナウはこの日、負傷中のFWハファエウ・ソービスに加えてFWフェルナンドンも試合に出られず、ベストメンバーで試合に臨むことができなかった。しかしそれらの不安もレオとレンテリーアの急造2トップで補った。2004年の主力の一人だったMFシキーニョが負傷から戻り、すぐさまゴールでチームの勝利に貢献。名将ムリシ・ハマーリョをサンパウロに明け渡した今季も、彼らの強さは今のところ揺らいではいない。 決勝の相手は、あのホナウジーニョ・ガウーショ ( バルセロナ ) を輩出した名門グレーミオ。名門がこぞって敗退したどこかの州とは違い、世間の目は今ポルト・アレグレに向けられている。インテル×グレーミオの大一番が非常に楽しみだ。 写真; 1年以上の長期療養を経て戦列に復帰。復帰戦で先制弾を叩きこんだMFシキーニョ ( インテルナシオナウ ) 。
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