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Campeonato Carioca 2006 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜

エジウソンの移籍初戦は負けに等しいエンパテ。
後期リオ杯 第5節
バスコ・ダ・ガマ 2-2 アメリカーノ

 リオ・デ・ジャネイロ州選手権の後期リオ杯は、3月11〜12日に第5節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのエスタジオ・サン・ジャヌアーリオで行われた バスコ・ダ・ガマ×アメリカーノ は、バスコが2点をリードしながらも終盤アメリカーノに2点を返され、 2-2 で引き分けた。バスコ・ダ・ガマは、FWエジウソン ( 元柏レイソル ) のデビューを勝利で飾ることはできなかった。

 試合は、序盤バスコがボールを支配して13分にFWバウジランのゴールで先制。その後もFWホマーリオを軸に攻撃を組み立てた。62分にはセットプレイから途中出場のFWハモンの間接フリーキックをDFエーデルが頭で押し込み 2-0 とリードを広げた。ところが、ここから試合を諦めなかったアメリカーノの猛攻が始まり、MFマルセーロ・ウベラーダが2点を奪って引き分けた。

 バスコ・ダ・ガマは、またも詰めの甘さを露呈した。移籍後初の出場となったFWエジウソンは周囲との連携にやや難を抱え、前半45分でピッチを退いたが、それでも 4-3-3 が機能し、相手を圧倒していたはずだった。勝ち試合を追いつかれての引き分けは、後期だけで3度目。バスコ・ダ・ガマは現在、1勝0敗3分の勝ち点6でグループ5位。他のチームより消化試合が1つ少ない分、まだグループ2位以内に入り込む可能性は残されているが、この日のような試合運びが次も繰り返されるようだと非常に危うい。
 3日後のカボフリエンセ戦 ( 第2節振替 ) 、そして翌週末にマラカナンで行われるフラメンゴとのクラシコの結果次第では、ヘナット・ガウーショ監督のクビが飛ぶかもしれない。

 写真; 13分に先制点をマークしたFWバウジラン ( 7番 / バスコ・ダ・ガマ ) は、空席の目立つスタンドに向かって己を誇示した。


リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2006 後期リオ杯 第5節 (12/03/2006)
バスコ・ダ・ガマ 2-2 アメリカーノ
ホベルト GK エリベウトン
クラウデミール
ホルヘ・ルイス
エーデル
ジエーゴ
DF クレーベル・ゴイアーノ
カルロン
ホビソン
ジュリオ・セーザル
イーゴリ
イーベス
( ブルーノ・メネーゲウ )
モライス
( アベージ )
MF ビニシウス
( カエターノ )
マルセーロ・ウベラーダ
ブッチ
エルナーニ
( ジエーゴ )
バウジラン
エジウソン
( ハモン )
ホマーリオ
FW フラビーニョ
( ブルーノ )
ファイオーリ
バウジラン 13
エーデル 62
ゴール 69 マルセーロ・ウベラーダ
84 マルセーロ・ウベラーダ
ジエーゴ イエロー
カード
クレーベル・ゴイアーノ
ホビソン
ビニシウス
ファイオーリ
主審; ジャウマ・ジョゼ・ベウトラーミ・テイシェイラ
スタジアム; エスタジオ・サン・ジャヌアーリオ ( リオ・デ・ジャネイロ )
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