FWホマーリオの練習不参加の件で、バスコ・ダ・ガマのヘナット・ガウーショ監督が口を開いた。

　先の木曜日以降、クラブの練習に顔を出していないFWホマーリオは、結局フラメンゴとの大一番にも出場しなかった。フラメンゴ戦にホマーリオを出さない決定を下したのはクラブの首脳陣だったが、事の発端をつくったのはホマーリオ自身である。

　ヘナット・ガウーショ監督は、ホマーリオの一連の行動について「クラブを強くするために、選手一人一人には協調性が求められるが、今のホマーリオにはそれが全く見られない。彼の残してきた功績には頭が下がるが、それが彼だけに特権を与える理由にもならない。他の選手と同じような姿勢でいてもらわないと困る」と痛烈に批判した。
　その上で「数日ほど今の状態が続くようなら、クラブとして放出もありうる」と発言した。

　先日、ヘナット・ガウーショ監督はホマーリオの自宅に電話をかけてみたが、本人は電話に出なかった。依然態度を変えないホマーリオを、クラブが切り捨てる可能性は日に日に高くなる一方だ。