アントーニオ・ロペス前監督の後釜として、同氏の辞任前からオファーを出していた MSI が、パウロ・アウトゥオーリ監督の獲得を断念した。鹿島アントラーズ側が放出を断固として拒否したことによるもの。

　MSI は、アウトゥオーリを鹿島以上の額を提示し、カネで招聘を試みたが失敗に終わった。
　昨年サンパウロを世界クラブ選手権優勝へと導いたパウロ・アウトゥオーリ氏は、実は大の日本好きでもある。鹿島アントラーズでの新しい環境を気に入っているようで、鹿島の好環境を手放してまでブラジルにとんぼ返りするつもりは全くないという。

　また、MSI は鹿島で活躍中のFWアレックス・ミネイロにも興味を示しているとのことだが、アレックス・ミネイロもまたコリンチャンスへの移籍には無関心であるという。