サントスを率いているバンデルレイ・ルシェンブルゴ監督が、FIFAの公式サイトで褒めちぎられた。

　サントスは昨年、リベルタドーレスで敗れ、ブラジル全国選手権でも優勝を逃しており、さらにはFWホビーニョ、FWデイビッジ、DFレオといった主力の大量放出もあるなど、ふるわない１年を過ごした。
　だが、2006年はGKファービオ・コスタ ( 元コリンチャンス ) 、FWホドリーゴ・タバタ ( 日系三世 ) 、MFクラウディオ・マルドナード ( チリ代表 ) といった能力の高い選手を次々に獲得し、補強に成功。さらには、2004年のブラジル全国選手権でサントスを優勝へと導いたルシェンブルゴをクラブに呼び戻した。現在、サントスはサンパウロ州選手権で首位に立っている。

　FIFAは、おちぶれかけた名門を見事に再生させたルシェンブルゴに着目。公式サイト内でとりあげては「マジック」と表現し、同監督の手腕を高く評価している。
　さらに FIFA は、今のサントスで数人の選手をピックアップ。GKファービオ・コスタ、MFクラウディオ・マルドナード、MFレオ・リーマ、MFクレーベル、FWホドリーゴ・タバタの５人も、「ルシェンブルゴの秘蔵っ子たち」として紹介された。