昨年のブラジル全国選手権で大規模な八百長事件を起こした主犯格エジウソン・ペレイラ・ジ・カルバーリョ被告が、サンパウロ州の審判連盟から解雇の通知を受けた。

　エジウソン・ペレイラ・ジ・カルバーリョ被告が昨年の全国選手権で八百長を行ったことで該当する11試合が再試合の措置をとられ、結果コリンチャンスが優勝した。だが、仮に再試合が行われなければ優勝していたのはインテルナシオナウの可能性もあり、物議を醸した。

　同被告に対する連盟の決定は、裁判所の判決に基づいたものである。しかし、元主審のブルーノ・ワグネール・フィーリョ氏ら複数の同業者が、連盟の処罰は重すぎると述べている。この一連の騒動については、まだ何らかの動きがありそうだ。