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Campeonato Paranaense 2006 〜パラナー州選手権〜

マテウスの解任は"時間の問題"?

 3月1日に行われたパラナー州選手権で主審に暴言を吐いたローター・マテウス監督 ( アトレチコ・パラナエンセ ) に30日の謹慎処分が下った。これを機に、アトレチコ・パラナエンセはマテウスの更迭を含めた監督交代に動きはじめた。

 謹慎処分が下ったマテウス監督は突如ドイツに帰国。本人曰く「仕事ができない期間はブラジルにいても仕方がない。謹慎が解けるまでドイツで過ごすだけ」と語っているが、本音はまた違うところにありそうである。

 マテウスの謹慎期間は奇しくも州選手権の決勝トーナメントと重なり、監督不在のままトーナメントを迎えたくないクラブの首脳陣は、次の一手に出た。現在サンタ・クルス ( ブラジル北東部のペルナンブッコ州 / 今年から全国選手権1部に復帰 ) で監督を務めているジバニウド・オリベイラ氏を招聘すべく、準備を進めているというのだ。ここには、マテウス謹慎中の代理監督としてではなく、正式に監督として呼びたいとの意向が見え隠れしている。

 まだジバニウド・オリベイラ氏とは交渉していないとのことだが、アトレチコ・パラナエンセは真剣に新監督を欲している。マテウス監督の更迭も、もはや「時間の問題」か。

2006年3月17日
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