Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura -アルゼンチン1部リーグ- ファリアスからの贈り物。ゴールと投げキッスでリーベル首位奪還!
後期 第12節 リーベル・プレート 2-0 ロサーリオ・セントラル
アルゼンチン1部リーグは、3月28〜29日に後期第12節が行われた。首都ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×ロサーリオ・セントラル は、FWエルネスト・ファリアスが2点を決める活躍でリーベルを首位に導いた。 試合は、最後までリーベル優位のまま進んでいった。開始当初は慎重な立ち上がりになったが、18分に試合が動いた。MFダミアン・レデスマのミスに乗じてボールを奪ったMFビクトール・サパータが、FWエルネスト・ファリアスへパス。ファリアスはこれを冷静に決めて、リーベルが先制した。ロサーリオは29分に絶好のチャンスをつくるが、FWマルコ・ルーベンのシュートがポストに当たるなどして同点ならず。運も味方したリーベルは、37分にMFビクトール・サパータの放ったシュートがFWエルネスト・ファリアスの腕に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。主審はファリアスのハンドをとらず、2点のリードを奪ったリーベルがそのまま勝利した。 エル・スーペルクラシコから中3日。リーベル・プレートは、気持ちを切り換えて試合に臨んでいた。前節の反省もあったせいか、この日の 4-3-3 にはラ・ボンボネーラで見せた不安は感じられなかった。MFガジャルド、MFパティーニョ、MFホナタン・サンターナといった要を温存しても、中盤は前節以上に機能した。首位ニューウェルスがボカと引き分けたため、この日の勝利でみたび首位の座に返り咲いたリーベル。依然混沌としている首位戦線で今の地位を保つために勝利が必要であることは、誰よりも選手たち自身が感じているはずだ。フィゲロアがいない。マキシ・ロペスも戻ってこない。それでも、これだけは言える。リーベルは確かな強さを取り戻した。 写真; 2点を決めてスタンドに向かってキスをプレゼントするFWエルネスト・ファリアス ( リーベル ) 。
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