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Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

12試合目の結実。シメオネも胸をなでおろす後期初勝利。
後期 第12節 ラシン・クルブ 1-0 サン・ロレンソ

 アルゼンチン1部リーグは、3月28日〜3月29日に後期第12節が行われた。首都ブエノスアイレスはアベジャネーダ地区のエスターディオ・プテ・ペロンで行われた ラシン・クルブ×サン・ロレンソ は、DFディエーゴ・メンヒのあげた1点をチーム一丸で守りきったラシンが勝利。待ちに待った勝ち点3で、最下位脱出に望みをつないだ。

 試合は、どちらに転ぶかわからない 50:50 のペースで進んだ。互いに相手の出方をうかがった両者は中盤でのパス回しに終始し、ゴールを狙う積極性が感じられない展開が続いた。0-0 のまま迎えた72分、コーナーキックを得たラシンは、ゴール前で競り勝ったDFディエーゴ・メンヒが頭でゴールに流し込み先制。虎の子の1点を最後まで守ったラシンが、ようやく今季初勝利をあげた。

 ラシン・クルブは、後期リーグの開幕から敗戦が続き低迷。シーズン終了後に就任する予定だったMFディエーゴ・パブロ・シメオネが2月から指揮を執る打開策に出たものの結果が伴わず、前節までの11試合を0勝3分8敗と成績はあまりにもひどかった。もしこのまま勝利をあげられずにいれば、2部降格の危機も膨らむところだった。依然最下位を脱出するには至っていないが、勝利を手にしたこの日から状況が好転する可能性も充分ある。ファンはもちろん、シメオネ監督にとっても嬉しい勝利だったのは間違いない。

 写真; 72分、DFディエーゴ・メンヒのゴールで先制したラシン。


アルゼンチン1部リーグ 2005-2006 後期 第12節 (29/03/2006)
ラシン・クルブ 1-0 サン・ロレンソ
グスターボ・カンパニュオーロ GK セバスティアン・サーハ
フリオ・バロッソ
ディエーゴ・メンヒ
グスターボ・カブラル
カルロス・アラーノ
DF ニコラス・ビアンチ・アルセ
( ホセ・カルドーソ )
ホナタン・ボッティネッリ
アリエル・ペレイラ
エルナン・ゴンサーレス
ファン・マヌエル・トーレス
フェルナンド・デ・ラ・フエンテ
セバスティアン・ロメーロ
マキシミリアーノ・モラーレス
( マティアス・サンチェス )
MF ディエーゴ・リベーロ
ディエーゴ・マッテオ
オスマール・フェレイラ
パブロ・バリエントス
( ワルテル・モンテージョ )
ルーカス・バルデマリン
( ホセ・ルイス・ビジャヌエーバ )
カルロス・ルーナ
( サンティアーゴ・マラーノ )
FW マウリシオ・モリーナ
( ダリオ・ボッティネッリ )
レオナルド・ウジョア
ディエーゴ・メンヒ 78 ゴール
グスターボ・カブラル
カルロス・アラーノ
マティアス・サンチェス
イエロー
カード
ディエーゴ・リベーロ
ディエーゴ・マッテオ
レッド
カード
オスマール・フェレイラ
セバスティアン・サーハ
ディエーゴ・パブロ・シメオネ 監督 オスカール・アルフレッド・ルヘーリ
主審; アンヘル・サンチェス
スタジアム; エスターディオ・プテ・ペロン ( アベジャネーダ )
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