Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 オルテガ、気合いの先制弾。 勝ったニューウェルスは暫定首位に。
後期 第10節 ニューウェルス 2-0 インデペンディエンテ
アルゼンチン1部リーグは、3月18日〜3月19日に後期第10節が行われた。首都ブエノスアイレスのエスターディオ・エル・コロッソで行われた ニューウェルス×インデペンディエンテ は、FWアリエル・オルテガ ( 元アルゼンチン代表 ) のゴールなどで2点を奪ったニューウェルスが、強敵インデペンディエンテを破り、暫定首位に浮上した。 試合は、ホームの大歓声を受けたニューウェルスのペースで進んだ。11分に左サイドを崩したMFフェルナンド・ベジュッチのプレイで先制のきっかけをつくったニューウェルスは、31分に先制ゴールを奪取した。DFガストン・アギーレのクロスに反応して前線に飛び込んだFWアリエル・オルテガが頭でゴールネットにボールを突き刺した。後半はインデペンディエンテも反撃に転じたが、次の1点もニューウェルスが奪った。右サイドに流れたFWイグナッシオ・スコッコのラストパスにMFフェルナンド・ベジュッチが合わせた。このゴールが決勝点となり、ニューウェルスがインデペンディエンテを下した。 ニューウェルスは、もっか得点王のFWイグナッシオ・スコッコと、元アルゼンチン代表FWアリエル・オルテガの2トップが効果的に機能しており、状態は決して悪くない。リベルタドーレスでこそゴイアスに屈したが、アルゼンチン国内では好調を維持できている。この日はMFフェルナンド・ベジュッチとのトライアングルで何度も相手を翻弄した。リーグでの好調さをリベルタドーレスにも少しは還元したいところであろう。 対するインデペンディエンテは、注目株のFWセルヒオ・アグエロが沈黙したこともあり、チームの攻撃は機能しなかった。前期で勝ち点を32稼ぎ、来年のリベルタドーレス出場権を虎視眈々と狙う彼らに今必要なのは、何よりも勝ち点である。負け試合を引き分けにもちこんででも、勝ち点にこだわる姿勢が、今の彼らには求められるのではないか。 写真; 31分、ゴール前のスペースに飛び込んで先制点となるゴールをヘディングで決めたFWアリエル・オルテガ ( ニューウェルス ) 。
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