Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 機は熟し、チームも熟す。ボカ、快勝で単独首位に!
後期 第9節 ボカ・ジュニオールス 3-1 キルメス
アルゼンチン1部リーグは、3月11〜12日に後期第9節が行われた。ブエノスアイレスのラ・ボンボネーラで行われた ボカ・ジュニオールス×キルメス は、DFダニエル・ディアスのゴールなどでボカが快勝。同日引き分けたリーベル・プレートを抜いて、単独首位に躍り出た。 試合は、両者の実力の差が如実に表れた。MFフェルナンド・ガーゴを起点として攻勢に出たボカは、16分にセットプレイからDFダニエル・ディアスがゴール左隅にシュートを決めて先制。その後も攻め立てたボカは、27分にMFフェデリコ・インスーアのスルーパスを右サイドで受けたMFダニエル・ビロスがシュートを放った。ボールはポストに当たって跳ね返ったが、GKホセ・ラミレスの体に当たってゴールマウスに吸い込まれた。最後まで試合のリズムをつくったボカは、81分にもFWマルティン・パレルモのゴールでトドメをさし、試合を制した。 ボカ・ジュニオールスは、この後期、開幕でスタートダッシュに失敗したが、アルフィオ・バシーレ監督の指導の下、試合を重ねるにつれてチームも立ち直った。勝つべきときに勝ち、難しい試合でも引き分けにこぎつけるなど、着実に勝ち点を積み重ねたボカは、今節を以てようやく首位に浮上した。前期リーグを制し、リベルタドーレスにも出場していない今季のボカの目標は単純明快。後期リーグの優勝である。目指すべきところが明確で、週に1試合のみの緩いスケジュールもまた、ボカの助けになりそうだ。 写真; 16分に先制点を決めたDFダニエル・ディアス ( ボカ ) 。
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