Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 リーベル、逆転勝利で首位の座を堅守。
後期 第8節 リーベル・プレート 3-1 エストゥディアンテス
アルゼンチン1部リーグは、3月4〜5日に後期第8節が行われた。ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×エストゥディアンテス は、FWゴンサーロ・イグアインらのゴールでリーベルが逆転勝利をおさめ、とりあえず首位の座を守った。 試合は、3分にMFレネ・リーマからボールを奪ったFWホセ・ソーサがカウンターでMFファン・コミンヘスのゴールを演出し、アウェイのエストゥディアンテスが先制。リーベルは出鼻をくじかれた形になったが、イレブンは冷静に試合を進めた。リーベルは18分にFWゴンサーロ・イグアインのゴールで同点としてハーフタイムを迎えると、後半はMFガジャルドのセットプレイからDFクリスティアン・トゥーラが頭で合わせて逆転。その後エストゥディアンテスの猛攻をしのいだリーベルは、89分にエルネスト・ファリアスのゴールでトドメを刺した。 リーベル・プレートは、第6節で首位に立ったが、前節で敗戦を喫し2位ニューウェルスに勝ち点で並ばれてしまった。絶対に落とせなかった今節は近年実力をつけているエストゥディアンテス。決して楽な試合ではなく、先制も許した。しかし、時間が経つにつれて徐々に試合の主導権を握った彼らは、終わってみれば危なげなく勝利した。ダニエル・パサレラ体制になって、リーベルは確かに強くなっている。 対するエストゥディアンテスは、早い時間で先制しながら、最後まで相手の猛攻を耐えきることができなかった。FWマリアーノ・パボーネを欠くなどベストの布陣を組めず、リーベルに逆転を許した。今季はまだ今ひとつ波に乗れていないだけに、ここで勝って弾みをつけておきたかったところであろう。 写真; 相手の寄せを振り切ってドリブルで攻め上がるMFマルセーロ・ガジャルド ( リーベル / 写真右 ) 。
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