Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 英雄マラドーナの古巣対決。ボカが勝利を勝ちとる。
後期 第6節 アルヘンティノス・ジュニオールス 1-2 ボカ・ジュニオールス
アルゼンチン1部リーグは、2月25〜26日に 2005-2006 シーズンの後期第6節が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・ディエーゴ・マラドーナで行われた アルヘンティノス・ジュニオールス×ボカ・ジュニオールス は、2-1 でボカ・ジュニオールスが勝利して勝ち点を2ケタにのせた。 試合は、序盤はアルヘンティノスがボール支配率で相手を圧倒したが、細かいパスワークも前線につなぐには至らなかった。均衡が破られぬまま迎えた35分、FWマルセーロ・デルガードがDFニコラス・バレーハの股を抜くと、鋭い弾道のシュートをゴールネットに突き刺してボカが先制。だがアルヘンティノスも、40分にFWレオネル・ヌーニェスがDFマティアス・シルベストレからボールを奪うと、FWフランコ・ニエージュにつないで同点に追いついた。切迫したこの試合は、FWギジェルモ・バロシュケロットが右に流れて逆サイドにクロスをあげたところにDFファン・クルポビエッサがシュート。このゴールで58分に勝ち越したボカがそのまま勝利した。 マラドーナがデビューしたクラブであり、スタジアム名にマラドーナの名前をつけたアルヘンティノスにとっては悔しい敗北となった。一方、マラドーナがその名を馳せたビッグクラブであるボカにとっては大きな勝利だった。 ボカ・ジュニオールスは昨年末、コッパ・スダメリカーナで優勝して国内リーグでも優勝と、リーベルよりも一足先に調子を取り戻した。コッパ・リベルタドーレスに出場しない今年は国内リーグだけの揺るやかなスケジュールで戦えるボカ。この後期ではいまひとつ調子に乗り切れていなかったが、6試合を終えて勝ち点を10に伸ばした。首位リーベルを追走するにはひとつも落とせない試合が続くはず。ボカの前後期連覇の可能性やいかに。 写真; 35分に先制ゴールを決めて吠える坊主頭のFWマルセーロ・デルガード ( ボカ ) 。
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