ラシン・クルブ・デ・アベジャネーダで指揮を執っているディエーゴ・パブロ・シメオネ監督には、深い悩みがつきまとっている。チームの現状について。

　ラシンは後期第６節を終えて勝ち点わずか１と低迷。シメオネ体制になっても、第７節 0-3 ( 対オリンポ ) 、第８節 0-3 ( 対ボカ ) と最悪の状態だ。このままでは２部降格の危機も迫ってくる。

　シメオネ監督は取材陣に対して次のように語った。
「（今のラシンは）あまりにもふがいない。選手たちには気持ちが入っていないようだし、負け癖がついてしまっている。私は激昂しやすいから冷静に対処していこうと思っているけど、むしろ怒鳴ってハッパをかけるほうがいいのかもしれないね。能力的に差があるわけじゃないから、２つ３つ勝てば状況は変わると思うんだけど…」