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Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

マキシ・ロペス、リーベルに復帰?

 アルゼンチンの名門リーベル・プレートが、現在バルセロナに所属するFWマキシミリアーノ・ロペス ( 以下マキシ・ロペス ) の獲得を狙っていることがわかった。アルゼンチンのスポーツ新聞「Olé」が報じた。

 今年チームに加入したばかりのFWルシアーノ・フィゲロアが、右膝の靱帯を損傷して長期離脱。前線の層を国内リーグおよびリベルタドーレスを勝ち上がるべく、リーベルは彼に代わる戦力を模索していた。そこに、FWマキシ・ロペスの名が挙がったという。

 マキシ・ロペスは2004年までリーベル・プレートでプレイしていたが、2005年の年明けにバルセロナへと移籍。当初はチャンピオンズリーグではスーパーサブとしてゴールを決めるなど、バルセロナでも重要な戦力として使われていた。ところが、同胞メッシの台頭などもあって、ここ数ヶ月はバルセロナで満足にプレイできていない。もちろん、マキシ・ロペス自身もワールドカップ出場を目指す身。ペッケルマン監督に己をアピールするためには、クラブチームでの出場は不可欠である。

 フランク・ライカールト監督とは毎週会話をして、チームでの自分の立場を確認しているマキシ・ロペス。「俺はバルサにいたいし、もちろん試合にも出たい」とアピールしているようだが、エトー、ラーション、メッシと層の厚すぎるチーム事情から、彼の願いは実現すら難しいのが現状である。
 一方、リーベル・プレートのダニエル・パサレラ監督は「マキシ・ロペスのような才能をベンチで腐らせるのはもったいない」と、同選手を擁護するかのような発言を残している。

 「Olé」の報道を聞いたマキシ・ロペスは「コッパ・リベルタドーレスは世界屈指の偉大な大会。一番いたいのはバルサだけど、リベルタドーレスにはもう一度出たいと思うこともあるよ」と述べた。
 1996年以来10年ぶりのリベルタドーレス制覇を狙う今年のリーベル。戦力強化も考えるなら、マキシ・ロペスは絶好の駒である。報道の通り、リーベルはマキシ・ロペスを狙うのか。そして、マキシ・ロペスにはバルサを離れる決意がもてるのか。

2006年3月15日
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