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Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

あまりに残酷… フィゲロアを襲った辛い現実。
フィゲロア、ワールドカップ出場は絶望。

 今年、ビジャレアル ( スペイン ) からリーベル・プレートへと移籍したFWルシアーノ・フィゲロアが、試合中に負傷してピッチに崩れた。診断の結果、左脚の十字靱帯を断裂していたことが明らかになった。完治までは早くとも6ヶ月はかかるらしく、フィゲロアのワールドカップ出場の夢は、この瞬間潰えた。

 フィゲロアは、ワールドカップの本大会で代表に招集されたい一心からビジャレアルを離れ、今季リーベル・プレートへ移籍。ダニエル・パサレラ監督にも信頼され、安定したプレイも見せていた。

 不幸の瞬間は第8節 ( 対エストゥディアンテス戦 ) 。58分、ドリブルをしていたフィゲロアは、突然顔を歪ませながらピッチに崩れ落ちた。
 ワールドカップ南米予選では代表にも招集され、何度か試合にも出ていたフィゲロアは、ペッケルマンからも高い評価を得ており、自身の悲願でもあったワールドカップ本大会への出場に並々ならぬ意欲をみせていたという。クレスポ、ディエーゴ・ミリート、テベス、メッシ、フリオ・クルスらとの熾烈なポジション争いもこれからという時期の大けが。精神的なショックは計り知れない。

 左脚のダメージはすぐには治らないが、精神的なダメージは入院初日に少し回復したようだ。病院を訪れたダニエル・パサレラ監督に激励の言葉をもらったフィゲロアは、「パサレラが励ましに来てくれたのが嬉しかった。ワールドカップ出場は無理になったけど、靱帯を治してピッチに戻りたいと思う。励ましてくれたパサレラのためにもね」と前向きなコメントを残している。

 写真; 先のエストゥディアンテス戦、58分にピッチに倒れ込んだFWルシアーノ・フィゲロア ( リーベル・プレート ) 。

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