Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 予備戦の勢いも持続。ゴイアス、敵地で勝ち点3を獲得。
グループ3 第1節 ウニオン・エスパニョーラ 0-2 ゴイアス
コッパ・リベルタドーレスは、2月14〜16日にグループリーグ第1節が行われた。チリの首都サンティアーゴのエスターディオ・サンタ・ラウラで行われたグループ3の ウニオン・エスパニョーラ×ゴイアス は、MFダニーロ・ポルトゥガウらのゴールでゴイアスが勝利した。 試合は、敵地にも関わらずゴイアスがコントロールした。相手を押していたゴイアスは20分、中央から前線に上がったMFダニーロ・ポルトゥガウが落ち着いてゴールマウスに蹴って先制すると、終了間際の86分にはMFファビアーノが追加点を奪取し、2-0 で快勝。勝ち点3をものにした。 ウニオン・エスパニョーラには、過去にブラジルでプレイした選手が数人いる。MFシエーラはサンパウロで何試合か出場していた。また、FWタピアは2004年にクルゼイロに所属していたが出場機会には恵まれなかった。そのFWタピアが38分に決定的な場面をつくったが点にはつながらなかった。ホームで1点もとれずに敗れたこの結果が、のちに大きく影響しそうだ。 一方のゴイアスは、堂々たる姿勢で試合に臨み、開幕節で大きな勝利を飾ることができた。リベルタドーレス初出場の重圧もさほど感じていないようだ。ゴイアス州選手権と並行するタイトなスケジュールの中でも、名将ジェニーニョの下、統率がしっかりとれている。MFホドリーゴ・タバタ、DFパウロ・バイエルら昨年の主力が抜けた影響を感じさせないところに、ゴイアスというクラブの成長をみることができる。 写真; 20分、先制点をマークしたMFダニーロ・ポルトゥガウに駆け寄り喜ぶゴイアスの選手たち。
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