ハビエル・マスチェラーノ、苦しいリハビリを継続中。

　昨年のブラジル全国選手権での試合中に大ケガを負い、シーズンを棒に振ったMFハビエル・マスチェラーノ ( アルゼンチン代表 ) の回復が、大幅に遅れると関係者が明らかにした。2月15日のコッパ・リベルタドーレス ( グループリーグ初戦 ) にも間に合いそうにないという。

　MFハビエル・マスチェラーノは、リーベル・プレートで絶対的な地位を築き、MSI に誘われるがままにコリンチャンスに入団。コリンチャンスでも安定した活躍をみせていた。ところが、昨年９月の試合中に相手選手との接触で右足を骨折。長期離脱を余儀なくされた。
　当初は昨年11月頃にも復帰すると思われていたマスチェラーノだが、右足の骨の治りがあまりにも遅くなっているため、年が明けた今もなおリハビリ生活から抜け出せないのだという。

　当の本人は、来たる６月のワールドカップ本番に照準を合わせるつもりで３月頃の完治を目指しているとのこと。一刻も早く治すべく、治療とリハビリに専念する毎日を送っているそうだ。

　事実上、マスチェラーノ不在のままリベルタドーレスに臨むこととなったコリンチャンス。MFホージェル ( 元ブラジル代表 ) の復帰という朗報が、せめてもの救いであろう。

　リーベル・プレートが輩出した稀代の天才ボランチの、完全復活はいつになるのか。

　写真；　6月のワールドカップに照準を合わせた完治を目指すMFハビエル・マスチェラーノ ( アルゼンチン代表 ) 。医療器具だらけでは、誰なのかまったくわからない。