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Campeonato Paulista 2006 -サンパウロ州選手権- テベス不在も気にならず。代役の活躍でコリンチャンス快勝！
第11節 コリンチャンス 4-1 サント・アンドレ
サンパウロ州選手権は、2月25〜26日に第11節が行われた。サンパウロのパカエンブーで行われた コリンチャンス×サント・アンドレ は、FWニウマールの２ゴールなどでコリンチャンスが快勝した。 試合は、コリンチャンスが相手を圧倒する内容だった。9分にFWハファエウ・モウラのシュートで攻撃の口火を切ったコリンチャンスは、37分にMFマルセーロ・マットスのクロスをFWニウマールが頭で合わせて先制。その２分後にはFWハファエウ・モウラもゴールを決め、2-0 で試合を折り返した。後半、サント・アンドレはFWエルナーレスのPKで51分に１点を返す。このPKのきっかけになった、ペナルティエリア内で後ろから足をかけたDFコエーリョはレッドカードをもらって退場。コリンチャンスは数的不利に立たされたが、しかし、73分にFWニウマールのゴールでリードを広げたコリンチャンスは、80分のMFカルロス・アウベルトのPKでダメ押し。両者の実力の差が生み出した必然の結果を以て試合は終わった。 コリンチャンスは、テベスの不在を全く感じさせなかった。台頭著しいMFハファエウ・モウラは、テベスにはない"高さ"でポストプレーやくさびになる動きで、ニウマールとの連携も問題なくこなし、また自身もゴールをあげるなど随所で活躍した。現在リオのカーニバルに夢中のテベスをさしおいて、ハファエウ・モウラがレギュラーを獲得する可能性は決して低くない。また、ホージェルら中盤の４人もポジショニングや展開などでチームにリズムを与えていた。試合も数をこなすことで徐々にチームとしての成熟度を増していくコリンチャンス。やはり、優勝戦線の本命にこのクラブをはずすわけにはいくまい。 写真； 39分、ドリブルでスペースをつくりシュートを放ったFWハファエウ・モウラ ( コリンチャンス ) 。この直後、ボールはゴールマウスに吸い込まれた。
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