Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 ベルドンは死なず、ただ勝つのみ。 パウメイラス、4試合ぶりの勝ち点3。
第10節 パウメイラス 4-0 サンカエターノ
サンパウロ州選手権は、2月18〜19日に第10節が行われた。サンパウロのエスタジオ・パルケ・アンタルチカで行われた パウメイラス×サンカエターノ は、FWエニウトンの2ゴールなどで勝ち越したパウメイラスが4試合ぶりの勝利を大勝で飾った。 試合は、パウメイラスが攻守において掌握した。開始直後の1分にFWエニウトンのクロスにDFパウロ・バイエルが飛び込み最初の決定機をつくったパウメイラスは、14分にMFコヘーアの間接フリーキックにFWエニウトンが飛び込んで先制。34分には、MFゼ・ルイスからボールを奪い取ったFWエジムンドが速攻を仕掛けるとFWエニウトンにラストパス。パスを受けたFWエニウトンはこの日2点目となるゴールを決めてリードを広げた。後半にもMFマルシーニョ、DFパウロ・バイエルなどのゴールで得点を重ねたパウメイラスが、完璧な試合運びで勝利した。 パウメイラスは、サンパウロとのクラシコで敗れた日から州選手権とリベルタドーレスの計3試合で勝利をあげられなかった。メディアはこぞって彼らの"失速"をとりあげたが、エメルソン・レオンはきわめて冷静だった。そして、サンカエターノを相手に結果は 4-0 。全勝記録こそ途絶えたが、ベルドンはまだ死んではいない。優勝すべく、ただ勝ち続けるのみだ。 写真; 前半だけで2ゴールをマークしたFWエニウトン ( パウメイラス ) 。
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