Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 パヘイラにアピール? ニウマール、ひたすらゴールを荒稼ぎ。
第10節 モジ・ミリン 1-5 コリンチャンス
サンパウロ州選手権は、2月18〜19日に第10節が行われた。サンパウロ州モジ・ミリンのエスタジオ・パパ・ジョアン・ピントU世で行われた モジ・ミリン×コリンチャンス は、FWニウマールが4ゴールの大活躍でコリンチャンスを勝利に導いた。 試合は、ニウマールの活躍が際立つコリンチャンスの一方的なペースで進んでいった。開始から積極的に攻撃を仕掛けたコリンチャンスは、FWニウマールが9分にシュートを放ってその口火を切ると、19分にはそのFWニウマールがドリブル突破から相手キーパーの頭上をすり抜ける鋭いシュートを決めて先制した。39分にFWハファエウ・モウラのゴールで追加点を奪うと、40分と43分にもFWニウマールがゴールを決めてハットトリックを達成。ニウマールは後半にも個人技から1点を奪取し、持ち前の能力を存分に発揮した。モジ・ミリンに対抗手段はなかった。 コリンチャンスは、リオのカーニバルに遊びにいったFWカルロス・テベスを欠いて試合に臨んだが、テベスの不在は全く気にならなかった。否、気にならなかったのではなく、ニウマールがそれを気にさせなかったと表現するのが適切であろう。ブラジル代表のパヘイラ監督も、州選手権11ゴールと活躍の光るニウマールに注目していると言われている。コリンチャンスでの確固たる結果が、セレソン加入の確かな一歩となるかもしれない。それを信じて、ニウマールはひたすらゴールを稼ぎ続ける。 写真; 1試合で4ゴールと素晴らしい活躍をみせたFWニウマール ( コリンチャンス ) 。
|