Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 提示された赤紙は5枚。9人×8人 の異様な光景。
第7節 コリンチャンス 4-1 ブラガンチーノ
ブラジル全国選手権は、2月4日〜2月5日に第7節が行われた。サンパウロのパカエンブーで行われた コリンチャンス×ブラガンチーノ は、FWニウマールの2ゴールなどでコリンチャンスが快勝。消化試合の1試合少ない首位パウメイラスに勝ち点で並んだ。 試合は、格の違いが如実に表れた。15分にFWアレックス・アフォンソがMFマルシーニョのパスをゴールに結びつけたが、コリンチャンスは28分にFWニウマールのゴールで同点とすると、76分にはFWカルロス・テベスが逆転弾をマーク。その後、終盤に2点を加えたコリンチャンスが下馬評通りの勝利をものにした。 4-1 で計5点が記録されたこの試合は、レッドカードの数も同じく5枚を記録した。小競り合いから互いに殴ったとしてMFヒカルジーニョ ( コリンチャンス ) とDFチアーゴ・ビエイラ ( ブラガンチーノ ) がそれぞれ一発退場に処せられると、その後もラフプレイや審判への暴言などでDFウェスキリー ( コリンチャンス ) 、DFグラウコ、MFマルクス・ビニシウス ( 以上ブラガンチーノ ) と退場者が続出。11人×11人で始まったこの試合は、気がつけば 9人×8人 になっていた。ブラガンチーノにあと2人の退場者が出れば試合中止になるところだった。 写真; 76分に逆転となる2点目のゴールを決めたFWカルロス・テベスが、アシストしてくれたMFカルロス・アウベルト ( 写真左 ) の背中に飛び乗る。右はFWハファエウ・モウラ。
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