Campeonato Carioca 2006 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 1年前のリベンジに成功。ボタフォゴが決勝進出!
前期グアナバーラ杯 準決勝
アメリカーノ 1-2 ボタフォゴ リオ・デ・ジャネイロ州選手権は、2月5〜6日に前期グアナバーラ杯の準決勝が行われた。リオ・デ・ジャネイロのマラカナンで行われた アメリカーノ×ボタフォゴ は、MFルッシオ・フラービオのゴールで逆転したボタフォゴが 2-1 でアメリカーノを退け、決勝進出を果たした。 試合は、見ごたえのある内容だった。開始から細かいパスをつないで自分たちのリズムをつくったアメリカーノは、17分にDFエルナーニがミドルシュートを決めて先制。GKマシュはこのシュートの目測を誤ってしまった。ところがボタフォゴも徐々にリズムをつくると、30分にFWマルセリーニョがDFエウソンに倒されてPKを獲得。これをFWドドーが沈めて同点としたボタフォゴは、61分にDFフイのロングスローを受けたMFルッシオ・フラービオが巧みなボールコントロールでマークを振り切り、ボレーで豪快にゴールネットを揺らせた。このゴールが決勝点となり、ボタフォゴが決勝戦に進出した。 アメリカーノは、昨年の前期グアナバーラ杯で準優勝したクラブで、その年の準決勝でもボタフォゴと対戦していた。当時は 2-1 で勝利したが、今年は 1-2 で苦汁を味わわされた。この日の彼らは、序盤の良いリズムを崩されると、後半はカウンター重視の戦術にシフトした。この戦術変更が良い結果に結びつかなかった。 対するボタフォゴは、1年前の同じ準決勝の舞台で敗れた相手を破る「完璧なリベンジ」をやってのけた。この試合で顕著だったのは、相手に隙を見せないボタフォゴの集中力だった。とくに両サイドはオーバーラップにカバーリングにと体を張ったプレイでチームに貢献した。 この日のような戦いが次もできるのだろうか。次節、ボタフォゴはジョルジーニョ監督率いるアメリカRJと決勝であいまみえる。
写真右上; 決勝点となるゴールを鮮やかなボレーシュートで決めたMFルッシオ・フラービオ ( ボタフォゴ ) 。
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