Campeonato Carioca 2006 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 背番号500の男、ゴールなしでも注目度は抜群。
後期リオ杯 第1節
バスコ・ダ・ガマ 2-2 ポルトゥゲーザRJ リオ・デ・ジャネイロ州選手権の後期リオ杯は、2月18日に開幕。18日と19日に第1節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのエスタジオ・サン・ジャヌアーリオで行われた バスコ・ダ・ガマ×ポルトゥゲーザRJ は、両者ともに譲らず 2-2 で引き分けた。 試合は、DFベベット ( バスコ・ダ・ガマ ) が23分にファウルを犯してポルトゥゲーザRJがPKを得ると、これをFWビウーラが冷静に沈めてポルトゥゲーザRJが先制。しかし、バスコ・ダ・ガマは前半ロスタイムに同点とすると、76分にFWバウジランがゴールを決めて逆転に成功した。ところが、ポルトゥゲーザRJもFWビウーラがボールを奪ってゴール前にクロスを供給。これをFWオルランドが決めて敗戦を免れた。バスコ・ダ・ガマにとっては苦い結果になった。 バスコ・ダ・ガマは、前期グアナバーラ杯でのグループステージ敗退を受け、この日は気合を入れて後期開幕戦に臨んだ。ところが、前線での"くさび"がうまくいかず、攻撃にリズムが生まれなかった。FWアレックス・ジーアス放出による攻撃力の低下は否めない。この点の強化が迫られるところである。 この試合でノーゴールに終わったFWホマーリオは、この試合でバスコ・ダ・ガマでの通算出場試合数500を達成したことを記念し、「背番号500」の特注ユニフォームを着てピッチに登場した。ハーフタイムには機能しない攻撃やちぐはぐな連携について、ヘナット・ガウーショ監督よりも強い口調でチームを叱りつけるなど、気合の入りようは人一倍あった。チームが勝てなかったことと、自身がゴールをあげられなかったこと。この二つの要因によって、ホマーリオの背番号500は後味の悪い思い出になってしまった。 写真右上; バスコ・ダ・ガマでの通算出場試合数500を達成し、それを祝う「背番号500」の特注ユニフォームを着て出場したFWホマーリオ。
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