Campeonato Carioca 2006 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 ルイゾン2発! しかし守備陣は及第点未満。
後期リオ杯 第1節
フリブルゲンセ 3-3 フラメンゴ リオ・デ・ジャネイロ州選手権の後期リオ杯は、2月18日に開幕。18日と19日に第1節が行われた。リオ・デ・ジャネイロ州ノバ・フルブリゴのエスタジオ・エドゥアルド・ギンレーで行われた フリブルゲンセ×フラメンゴ は、FWルイゾンの2ゴールで逆転しながらかろうじて引き分ける不安な幕開けになった。 試合は、慎重な立ち上がりのフラメンゴに対してフリブルゲンセが攻勢に出るシーンが目立った。23分にフラメンゴの最終ラインの裏へ抜け出してMFホビーニョのパスを受けたFWジョネスが冷静にゴールに沈めてフリブルゲンセが先制。だが、フラメンゴも35分にFWルイゾンのループシュートが決まって同点に追いつく。後半、フラメンゴは50分に訪れた失点の危機をしのぐと、62分にFWルイゾンがこの日2点目となるゴールを決めて逆転に成功した。ところが、終盤にまたもフラメンゴの守備陣が不安定さを露呈すると、76分にはMFジョデイウ、そして90分にはFWジョネスが再び決めてフリブルゲンセが逆転に成功した。後半ロスタイムの93分にPKを獲得したフラメンゴは、MFヘナットのゴールで引き分けに持ち込んだものの、幸先の悪いスタートになった。 フラメンゴは今月、浪人中だったFWルイゾンを獲得し、クラブの創立年と同じ数字を同選手の背番号に採用するなど、名門復活へ向けた確かな一歩を踏み出そうとしていたところだった。そのルイゾンは2ゴールと結果を残したが、守備陣にまったく安定感がなかった。負けなかったのは評価できるが、フラメンゴが本来強化すべき箇所は前線ではなく守備陣のほうだ。現有戦力での黄金期再現はとてもじゃないが望めない。 写真; 低迷する名門の復活の切り札として加入し、2ゴールと結果を残したFWルイゾン ( フラメンゴ ) 。
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