サントスで出場機会に恵まれていないMFゼ・エーリアスが、サンパウロ州のグアラニーに移籍することが決まった。

　ゼ・エーリアスは、1990年代後期のインテルナツィオナーレ・ミラノを支えた一人で、FWサモラーノ、FWホナウド、FWレコバ、FWロベルト・バッジョ、MFサネッティ、DFベルゴミらとともにプレイしたことのある選手。2004年のシーズン半ばにサントスに招かれ、当時は全国選手権優勝に一役買ったが、以後出場機会は減っていった。
　今季はルシェンブルゴの構想外とされ、ほとんど出場できていないゼ・エーリアス。出場機会を求めて新天地を模索していたところだった。

　グアラニーは、2004年にFWサンドロ・ヒロシ ( 日系三世 ) らを擁したが全国選手権で２部落ち。サンパウロ州選手権１部での成績が、このクラブを支えているのが現状である。これからが正念場の州選手権を戦い抜くべく、必要としたのがMFゼ・エーリアスだったようだ。

　これに伴い、グアラニーはMFマルセーロ・ロペスの契約を廃止するという。ゼ・エーリアスにかかる期待は決して小さくない。