カーニバル参加の代償か？　アルゼンチン代表が、FWカルロス・テベスの代表召集について撤回する可能性を示唆したと、地元メディアが報じた。これは真実か否か。

　カルロス・テベスは現在コリンチャンスで順調にゴールを重ねており、彼の活躍を認めたホセ・ペッケルマン監督から先日お声がかかった。彼は3月1日の親善試合 ( 対クロアチア戦 ) に出場するため、代表の練習にも合流するとみられていた。当然ながら、2月19日の州選手権にも出場すると思われていた。

　ところが、当のテベスは現在リオ・デ・ジャネイロに滞在中。なんと「リオのカーニバル」に参加しているのであった。コリンチャンスはテベス抜きで州選手権を戦った。FWニウマールの４ゴールで快勝したが、この試合が行われたスタジアムにテベスの姿はなかった。
　テベスは昨年も昨年でサンパウロのカーニバルに出向き、そのときも州選手権をさぼった。そして今年はリオ。エジウソン同様、彼もまた大のお祭り好きなのである。

　所属クラブでの公式戦をほったらかしにしたテベスの行動に呆れたのがアルゼンチンサッカー協会。同協会のとある関係者は「サッカーよりカーニバルを優先するなら、ずっとリオにいればいい」と言い放ったとか言い放っていないとか…。これが報道の概要である。

　3月1日にクロアチアとの親善試合に挑むアルゼンチン代表。そのピッチにテベスの姿を見ることはできるのか。そして、協会関係者の発言は真実か否か･･･