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Campeonato Carioca 2006 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜

左の職人サービオの未来予想図

 かつてレアル・マドリーで11番を身に着けていた左サイドの職人FWサービオが、来年の7月までに古巣フラメンゴに移籍するのではないかとの憶測が飛び交い始めた。

 サービオは、1974年1月生まれで、先月32歳になったばかり。1997年半ばにレアル・マドリー ( スペイン ) に移籍して、チャンピオンズリーグ優勝に貢献。その後、ボルドー ( フランス ) を経て現在はレアル・サラゴサ ( スペイン ) でプレイしている。生粋のレフティーで、左サイドを縦に切り裂くドリブルが持ち味の選手だ。

 そのサービオの次なる移籍先として名前があがっているのが、レアル・マドリーに移籍する以前まで所属していた古巣フラメンゴだった。きっかけは、フラメンゴのクレーベル・レイチ副会長が、サービオに強い興味を示す発言をしたことにあった。

 サービオはこの件に関して「何の話かさっぱりわからない。今年の7月までは ( サラゴサとの ) 契約が残っているから、今はそれをまっとうするだけ」とコメントしている。だが、一方では「私にとって、フラメンゴは我が家同然」と発言するなど、9年前に離れた古巣への愛情は全く色あせていないのも事実。

 クレーベル・レイチ副会長曰く、「最近のフラメンゴは低迷ぶりにも程がある。毎年残留争いをしているようではファン離れも加速するだろう。ここ2〜3年の間に、全国選手権で優勝を争えるクラブに戻したいんだ。そのために、まずジーコに監督になってもらいたいと思うし、サービオにはエースとして活躍してもらいたいと思っている」とのこと。
 同氏の発言を契機に、フラメンギスタの間でにわかに盛り上がっている「サービオの未来予想図」は、完成するのだろうか。

2006年2月9日
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