インテルナシオナウのFWハファエウ・ソービス ( U-21ブラジル代表 ) を獲得すべく、コリンチャンスのメインスポンサー MSI が 20万ヘアウ ( 日本円にして約1,125万円 ) を提示した。

　ハファエウ・ソービスは、FWニウマール放出後の2004年なかばにインテルナシオナウでトップチームに台頭した若手選手で、ブラジルのユース代表にも選出された実力派のアタッカンチである。昨年はインテルナシオナウの主力として当時のムリシ・ハマーリョ監督に重宝され、シーズンを通して活躍。見事、ブラジレイロン・アウォーズでも優秀FWに選ばれている。

　ハファエウ・ソービスの代理人ジョルジ・マシャド氏は、MSI 側との接触を認めておらず、移籍が実現するかどうかは現時点では不透明な状況だ。
　もし、MSI がこの交渉に失敗した場合、インテルナシオナウは ACミラン ( イタリア ) との交渉の機会を残しているとのこと。ミランとの交渉が実現すれば、MSI 以上の金額の提示も充分ありうる。インテルナシオナウ側は、いっそ放出するなら国内でなく、国外と考えているようだ。

　ハファエウ・ソービスの行き先は、いまだに決まらない。宝の持ち腐れ状態のインテルナシオナウも、そろそろ業を煮やすはず。決着をみる日はそう遠くないかもしれない。