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Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜

マスケの早期復活を左右する「磁力」

 昨年左ひざに大ケガを負い、現在リハビリに専念中のMFハビエル・マスチェラーノ ( アルゼンチン代表 ) 。その彼のひざに、新たな治療法が導入される可能性がでてきた。それは、磁力を用いたものだという。

 磁力を用いたものとは、とどのつまり「電磁波」のことなのか。否、厳密にはそれは正しくない。WHO ( 世界保健機構 ) こそ認可していないものの、電磁波には 電磁波過敏症( EHS )という病気もあり、身体には悪影響を及ぼすものとして有名なもの。おそらく、ここで言われている磁力は、電磁波とは異なる医療方法のひとつと考えられる。

 担当医いわく、「磁力治療が回復を促した例は過去にもたくさんある。マスチェラーノの骨のヒビにも、磁力治療は大きな助けとなるはず」と、自信をのぞかせる発言を残した。

 奇想天外な治療法だと思われがちだが、実は同担当医が異質な治療法を思いついたのは、今回が初めてではない。数日前に、一足先に戦列に復帰したMFホージェル ( コリンチャンス ) の治療でも、同担当医の発案した「針治療」が大きな成果をあげていたのだ。

 「果報は寝て待て」と言うが、マスチェラーノの場合これは当てはまらない。一刻も早く戦列に復帰して、万全の状態をアピールしておかなければならない。寝て待っているようではワールドカップに出場することもできない。
 磁力の効果はプラスに働くか。マスチェラーノのリハビリは続く。

2006年2月13日
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