アル・イティハド ( サウジアラビア ) に所属していたブラジル人FWリーマが、サンパウロに移籍することになった。彼の獲得については、ムリシ・ハマーリョ監督の強い希望があったという。

　リーマは昨年コッパ・リベルタドーレスでアトレチコ・パラナエンセを準優勝へと導いた選手。昨年末には、世界クラブ選手権に出場すべくアトレチコ・パラナエンセからアル・イティハドへと移籍したが、FIFAの規定で同選手権への出場が認められなかった。中東に籍を置く理由を失ったリーマはブラジルへの復帰を熱望。そこに、ムリシ・ハマーリョから獲得の意志があることを伝えられたという。

　現在、サンパウロには昨年アトレチコ・パラナエンセで２トップを組んでいたFWアロイージオも在籍している。FWアレックス・ジーアスにFWレアンドロと前線の層が厚いサンパウロだが、リーマとアロイージオの２トップが見られる可能性もなくはない。ムリシ・ハマーリョの戦術や采配次第で、それは実現しうる。