近年低迷の続くブラジルの名門フラメンゴが、FWアルバーロ・レコバ ( 元ウルグアイ代表 ) に強い興味を示していることが明らかになった。さらに、数日前に噂にあがっていたFWヒバウド ( 元ブラジル代表 ) の獲得を断念することも合わせて判明した。

　フラメンゴは1980年代に全盛を極めたブラジルの名門中の名門。MFジーコ ( 現日本代表監督 ) らを擁してリベルタドーレスを制し、同年のトヨタカップでも素晴らしいパフォーマンスをみせつけて、ブラジルサッカーの質の高さを誇示したクラブだ。
　彼らは、2月1日にFWルイゾン ( 元ブラジル代表 ) の獲得を公表。同選手の背番号を111とするなどして、話題を呼んだ。そして一時は、FWヒバウド ( 元ブラジル代表 ) の獲得も狙うと公言。世間の注目をより大きなものへと変えていった。

　そんなフラメンゴだが、FWヒバウドについては金銭面での折り合いがつきそうにもないとのことから獲得を断念する構えでいるという。だが、来年も目玉選手の獲得を狙う彼らに、ぬかりはなかった。次に狙ったのが、なんと元ウルグアイ代表のFWアルバーロ・レコバ ( インテルナツィオナーレ・ミラノ ) だったのである。

　この件については、クレベール・レイチ副会長の私的発言に過ぎず、フラメンゴがクラブとしてレコバにオファーを出すなどの声明はない。副会長の妄想が一人歩きするのか、それともクラブが動くのか。現状では静観する以外に手段がない。