Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 白熱の首位決戦。互いに勝利を欲し、仲良くエンパテ。
後期 第5節 アトレティコ・コロン 2-2 リーベル・プレート
アルゼンチン1部リーグは、2月18日〜19日に第5節が行われた。サンタ・フェのエスターディオ・エル・セメンテリオ・デ・ロス・エリファンテスで行われた アトレティコ・コロン×リーベル・プレート は 2-2 で引き分けたが、両者の気迫がぶつかり合う熱戦になった。 試合は、開始早々から細かいパスワークで攻撃を組み立て、互いに決定機をつくった。そして23分にFWルシアーノ・フィゲロアが口火を切った。MFアウグスト・フェルナンデス、MFハイロ・パティーニョとつないだボールをFWフィゲロアがボレーで豪快に決めた、FWホマーリオ ( バスコ・ダ・ガマ ) も顔負けの素晴らしいゴールだった。ところが先制されたコロンは30分にMFヘルマン・デニスのゴールで同点に追いつくと、その10分後にはFWエステバン・フエルテスが逆転弾を叩きこんで逆転した。 このままコロンのペースで進むかに思われたが、リーベルは相手の猛攻をしのいでは攻撃を組み立て、59分にFWルシアーノ・フィゲロアのゴールで同点とした。その後も両者ともに集中力を切らすことなく、気合いの入ったプレイで何度も決定機を演出。後半ロスタイムには乱闘寸前のいざこざで当事者2人がレッドカードをもらうなど、最後まで熱の入った試合内容だった。 リーベル・プレートは、ダニエル・パサレラ就任の今季はリベルタドーレス予備戦やリーグ開幕節で大勝するなど、復活を予感させる華々しいスタートを切った。この日は前節時で首位だったアトレティコ・コロンとの直接対決ともあって、リーベル側の気合いは並々ならぬものがあった。引き分けという結果は残念だったが、ベストメンバーとはいえない布陣で臨んだ試合としては質の高いものを披露した。今年のリーベルは、昨年とは違う何かが感じられる。復活の日は近い。 写真; 気合いの入ったプレイの連続で、素晴らしい試合を演じたコロンとリーベルの選手たち。
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