Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 主審の判定にパサレラ激怒。リーベル、今季初黒星。
後期 第3節 ニューウェルス 3-1 リーベル・プレート
アルゼンチン1部リーグは、2月4〜5日に後期第3節が行われた。ロサーリオのエスターディオ・エル・コロッソで行われた ニューウェルス×リーベル・プレート は、FWイグナッシオ・スコッコの2ゴールなどでニューウェルスが強豪リーベルを下した。 試合は、先の前期リーグでもリーベルプラテンセを敵にまわした主審ラファエル・フルチのジャッジが両者の命運を左右した。16分に先制されたリーベルは、直後の17分にFWダニエル・モンテネグロのゴールで同点とした。ところが29分になったとき事件勃発。FWスコッコ ( ニューウェルス ) のドリブルしたボールをペナルティエリアの外で手で止めたとしてGKカッリーソが一発レッドで退場処分となった。猛抗議の甲斐もなく、リーベルはボランチを一人削ってGKヘルマン・ルクスを投入するはめになった。優位に立ったニューウェルスは、終盤に2点を追加して快勝。絶好調のリーベルは、ここで初黒星を喫した。 ニューウェルスは、04-05シーズンのの前期リーグ王者。FWアリエル・オルテガ ( 元アルゼンチン代表 ) を軸に近年は好調を維持できている。イグナッシオ・スコッコという新たな才能も登場しており、オルテガとの2トップには魅力を感じさせるものがある。 リーベル・プレートは、GKカッリーソの一発退場で全てが狂った。4-3-2 の苦しい布陣を強いられたリーベルは、77分までは失点を防げていたが、残り12分で力尽きる、悔しい敗戦になった。試合後、パサレラ監督はGKカッリーソへの処分は不当だとする怒りのコメントを残しており、ラファエル・フルチとリーベルとの間にあった溝がさらに深まるのは必死と思われる。 写真; この日2点を決めたFWイグナッシオ・スコッコ ( 写真中央 ) に駆け寄るニューウェルスのイレブン。
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