Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 転ばぬ先の"杖"は不十分… ボカ、開幕黒星スタート。
後期 第1節 ヒムナシア・デ・フフイ 2-1 ボカ・ジュニオールス
アルゼンチン1部リーグは、1月27日に 2005-2006 シーズンの後期リーグが開幕。1月27日〜1月29日に第1節が行われた。フフイのエスターディオ・エスグリーマで行われた ヒムナシア・デ・フフイ×ボカ・ジュニオールス は、2-1 で格下のヒムナシア・デ・フフイが勝利した。 試合は、先制したボカが逆転負けを喫する意外な展開になった。内容の悪い前半を終えたのち、後半に試合が動く。ボカは47分にDFクルポビエッサのクロスをFWパレルモが決めて先制。これで勢いに乗るかに思われた。ところが、57分にボカの最終ラインのミスからMFイスラエル・ダモンテにゴールを割られると、ボカは立ち直る間もなく64分にも失点を喫した。ヒムナシア・デ・フフイのファンは試合後、ボカを破ったことに狂喜乱舞していた。 ボカ・ジュニオールスは先の前期リーグで優勝し、失いかけた強さを取り戻した。その勢いを後期リーグにも持続させたかったところだが、主力のMFバタグリアとMFガーゴが戦線を離脱し、不安を残したまま後期リーグに突入。"転ばぬ先の杖"として代用されたバルガスとレデスマが最終ラインとの連携をうまくとれず、奇しくもそれが守備の崩壊につながってしまった。現状の戦力で立て直すことが困難であるのなら、バタグリアとガーゴの復帰が急がれる。 写真; 先制点を決めたFWマルティン・パレルモ ( ボカ ) もまさかの逆転負けに呆然。
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